競争の世界とは、
自分が結果、周りの人間みなにくやしい思いをさせることになることを決してかんがえないこと無意識に自分に言い聞かせて初めラレル。然るに人間を神へと近づけんが営みとも言える宗教においては、基本的には、周りの隣人に態々不快な思いをさせる人間は、悪人、ということになっている。そこで競争は一方でたしかにそれぞれの技量の向上に師する営みと言えても、一方でそれぞれ日々、その悪人心を育てる営みとなってしまっている。神の求めはあくまでも仲良く頑張ること、しかしそれを競争に拘る悪人達との競争に実際に打ち勝って、彼等の誤りを身を持って納得させられる、神へ近き、さらには超神に近き善人、は中々いない訳なのである!
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