無信仰日本戦国。
信長があの通り、伝統の神を信じぬ非道者だったが、続く、秀吉、家康共々、同類の者だったのだと言える。伝統の神を信じず時に魔王に付かれてしまうような者による国土の統一は、本当の国土の統一ということは出来ない。現行と同じく不興の神による諸々の自然変動鉄槌も下ろされていた筈だが、それを天下に、大喝、告知出来る、神道家もいなかったのである。戦はそれ故、全く時の運で、家康の勝利、江戸遷都、ということとなったが、古来、関西を治政・文化の中心となして来た神大御不興の、ままならぬ地上事態であって、それが現今の醜悪な東京一極集中、としてここまで来てしまっているのである。かかる事情は、近代欧米史にも殆ど同型のものがあると言ってよいから、弁えていなさい!
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