欧州宗教史思想史上、
ギリシャ的信仰・近代哲学的信仰は、普通人の信仰下の調和を優先にし、共存する不良を矮小化し、その不満を押し込めてしまうその分だけ形は良いが人間に対して薄情な信仰だった。それに対してキリスト教は不良優位に、然らざる普通人も自己を不良と敢えて擬制して不良を囲んでやる、心熱き信仰だった。ということで、ヘーゲル、マルクスにそれが毛嫌いされたこともあった一方、当国で危険引きこもりの大犯罪も起こっているにつけ、取り合えず、その中道、を行くのが宜しかろうか?
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