文学空間を設えしも、

神だ、そして超神だ。あ、という感嘆詞、はその発語発音の形に発した者の思想感情を充填して、既に造形美術との境界となっているがと同時に、この、あ、に至った当人の経緯についての滔々たる物語を不可避的に生まれさせてしまうのである。そしてこのようにして囲繞された文学空間にありとあらゆる形式の文学が孕まれてしまうのである。しかも、あらゆる文学が、題・内容、という普遍対、としてあるとすれば、その内容の中の一語を新な題として、空間は、フラクタルに眩暈夥しき、無限円環、を描いてしまうであろう！